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冬の入江

文:マッツ・ヴォール 絵:
出版社:徳間書店 出版年:1999年

内容

父親の顔を知らず、母とその同棲相手、父親の違う姉とストックホルムに暮らす16歳のヨンは、念願の俳優養成コースに進学する。ヨンはそこで出会ったエリザベスに強く惹かれていくが、やがて......。現代の若者を鋭く描くリアリズム小説。

思い出ひとこと

スウェーデンの実力派マッツ・ヴォールは、以前から訳してみたかった作家のひとりでした。その思いがかなったのが、この『冬の入江』。ラブシーンもさることながら、ボクシングのシーンになかなか迫力を出せなくて、『レイジング・ブル』と『キッズ・リターン』のビデオを買ってきて、研究しました。