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IMGP1455.JPG前回は、面積の話題でしたので、今回は人口の話をします。

日本の人口は、ざっと1億3000万人、世界で10番目の人数です。少子化問題は深刻ですが、単純に数だけを見ると、人口の面でも日本は、けっして小国ではないことがわかります。

私が住んでいる神奈川県の人口は、約900万人です。これは、スウェーデンの総人口と、ほぼ同じです。つまり、スウェーデンの総人口は、東京都の人口より少ないのです。

ほかの北欧諸国は、どうでしょう? デンマーク約550万人、フィンランド約530万人、ノルウェー約480万人、アイスランド約32万人です。デンマークの総人口は兵庫県くらい、フィンランドは北海道くらい、ノルウェーは福岡県より少し少なく、アイスランドは日本のどの政令指定都市(人口50万人以上の市)よりも少なくて、千葉市の3分の1、静岡市の半分くらいです。

神奈川県内の3つの政令指定都市、横浜市、川崎市、相模原市の人口を合わせると、約580万人となり、これだけでもう、デンマークの総人口をぬいてしまいます。

とはいえ、少ない人口ながら、北欧諸国は文化や産業など、さまざまな分野で、世界に存在感を発揮しています。ということは、日本もこの先、少子化対策をしっかり打てば、まだまだ行ける! ということではないでしょうか。

なにはともあれ、世界の国々の人口を、自分の住んでいる都道府県や市町村とくらべてるみるのも、おもしろいと思います。