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G7も無事に終わり、やれやれです、って私が何をしたわけでもないですが、テロがなくて、本当によかったです。

昨日のオバマ大統領の広島訪問には、静かに感動するものがありました。この感動は、昨年4月、安倍総理がアメリカの上下両院合同会議で演説をしたさい、硫黄島の戦い(1945年)に参加したローレンス・スノーデン元米海兵隊中将と新藤義孝議員(硫黄島守備隊司令官栗林忠道陸軍大将の孫)が握手をしたとき以来、2度目です。1951年のサンフランシスコ講和条約で国家間では決着がついているとはいえ、日米間に横たわる誤解やわだかまりが、こうしてひとつずつ、未来志向で融けていくのは、まさしく戦後レジームからの脱却の一過程だと思うのです。同時に、世界情勢が大きく転換していく今の時代、日本が果たす役割はますます大きくなっていると感じました。

オバマ大統領が広島を訪問されるからという動機でもなかったのですが、連休あたりから第二次世界大戦に関する本をつづけて読みました。どれも視点がさまざまで、たいへん面白かったです。ご参考まで。

『国会議員に読ませたい敗戦秘話』(産経新聞取材班 産経新聞出版)

『ルーズベルトの開戦責任』(ハミルトン・フィッシュ著 渡辺惣樹訳 草思社)

『経済で読み解く大東亜戦争』(上念司著 KKベストセラーズ)

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