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一昨日の11月22日、『小学館世界j文学館』がついに発売になりました。この文学図鑑的な本(定価5000円+税)を買うと、収録されている125作品を電子書籍で読めるという、画期的な仕組みです。

私は、アストリッド・リンドグレーンの『ウミガラス島の仲間たち』(旧タイトル『わたしたちの島で』)の新訳と、マリア・グリーペの『忘れ川をこえた子どもたち』の補訳と解説文を担当しました。どちらも、スウェーデン児童文学を代表する作家の名作です。皆さまのお目に留まることを切に願っております。

いやあー、それにしても、去年の夏あたりからずっと忙しかったのよ! 去年は『忘れ川……』、今年になってからは、ひたすら『ウミガラス島……』の翻訳に専念。ときどき息抜きはしていましたが、それでも夏には胃炎になるし、原稿が手をはなれたとたん、「ぎっくり腰」ならぬ「ぎっくり背中」になってしまいました。やれやれ。

ようやく疲れがとれたので、そろそろ来年に向けての仕込みに入ろうかと思っているところです。その前に、12月に徳間書店から『リッランとねこ』(以前、福音館書店から出ていたもの)の新装版が発売になります。こちらも、お楽しみに!

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